こうして、惨殺された大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)の
親神は、「なんちゅう惨いことを。。」と悲嘆に呉れ、絶望し、
「報復テロしかない!」と復讐を誓うのでした。
その作戦の、お伺いに、この宇宙を創造した三柱の一柱で在る
「神無巣日神(かみむすいのかみ)」の元を訪れました。
一通りの話を聴き終えると、神無巣日神は、
「それは、そなたの子息は阿保で残念で在ったのぉ。」
と同情し。
「しかし、悲しむことは無いぞ。そんなド阿保も必ず再生させる
凄い神2柱を遣わせます。」
と言って、紹介したのが、
「サキ貝比売(さきかいひめ)」と「蛤貝比売(うむかいひめ)」
(「サキ」は、MS-IMEで変換できず。)
親神は、この2柱に、大穴牟遅神の無残な姿を見せると、
2柱は「簡単では無いですが、やってみましょう!」と言いました。
まず、サキ貝比売が、岩に、へばり付いた大穴牟遅神を慎重に、
箆(へら)などで、こそげ落とします。
次に、蛤貝比売が、バラバラになっている大穴牟遅神の体を
繋ぎ合せ。更にペシャンコの大穴牟遅神の体に母乳を塗りたくると、
むくむく体が膨らんで来て、あら不思議!
大穴牟遅神が(まるでキリストの様に)「我は、復活した!」と
宣言し、元気に野山を駆け回る程、元気に成りました。
こうして、現代のドクターXでも不可能な様な難手術を、
2柱は見事に成功させたのでした!
PS
因幡の白兎の下りからも、そうですが。
どうも、こういった神話は、倭が国に医療技術が伝わって来た
ことの比喩では無いか?とも言われています。
それより前は、病や大怪我をした人の完治を願って、ひたすら
祈るか、土偶などの体を壊す等の「おまじない」しか出来ることが
無かったであろう?と考えられているからです。
信じるか信じないかは貴方次第です。