古事記等から考える古代都市伝説と日本人のルーツ

古事記等の神話と最新の考古学やDNA解析等を比較検証し、「これは史実では?」と思える様な古代都市伝説を発掘し、日本人のルーツを探ることを目的としております。

宇宙の始まりと天之御中主神

古事記の前書きでは「この世は天と地が一つであった」と紹介され、
天と地が分かれた時に最初に出現した神様が、


天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)


とされています。


しかし、この神様は男女(あるいは+ー)一対の神様では無く、
「独神」で在ったため、あっという間にガスの様に消えてしまったと
紹介されております。


次に産まれてくる「高御産巣日神」や「神産巣日神」も同様です。


こうして、しばらく生まれては消えちゃう神様が続いた後、
ようやく、
「宇比地邇神」と「妹須比知邇神」
が、一対の神様として現れ、姿を留められる様になったとされ、
遂に我々、人間の身体を持った神様として、


「伊弉諾尊(イザナギノミコト=男)」と「伊邪那美尊(イザナミノミコト=女)」
が、現れます。


この伊弉諾尊と伊邪那美尊が、ドロドロの地球に天之沼矛を突き刺して、
最初の島を創造したという話は、次回に譲るとして。


ここまでの下りは、現代科学で分かっている、


宇宙誕生=ビッグバン仮説


に、他ならないと、私は戦慄すら覚えて居ります。


ビッグバン仮説では、
「現在、宇宙に存在する物質・エネルギーは1点に集まっていた
(最初、天と地は一つだった)。それが、ある時「爆発」し、
膨張を始めた。
しかし、最初に出来た宇宙は、物質と反物質が、すぐに一緒になり、
すぐに消えてしまった。
それを何回か繰り返した後、物質と反物質が存在する場所に「偏り」
が出来た。
こうして、偏って残った物質の「カス」が、この宇宙(私達)。」
だとしています。
(物理が苦手な私なので、相当いい加減な解説ですが。)


何故、古代日本人は、天文観測技術など全く無いのに、
宇宙誕生の秘密を、こうして知っていたのか?!
最初にして最大の都市伝説だと、私は感動して居ます。


武内文書(タケノウチモンジョ)の、
「古代の地球に、宇宙からスメラミコト達(古代ヘブライ語で、
「シュメールの王」の意)が降り立ち、文明を築いて行った。」
という話が、本当に思えて来ます。


信じるか信じないかは貴方次第です。
(但し、古事記の記述は簡便化しながらも、出来るだけ正確に
記しております。)