古事記等から考える古代都市伝説と日本人のルーツ

古事記等の神話と最新の考古学やDNA解析等を比較検証し、「これは史実では?」と思える様な古代都市伝説を発掘し、日本人のルーツを探ることを目的としております。

天の岩戸隠れ(引きこもり事件)

古事記の中で、最も有名な?お話です。


さて、乱暴狼藉を続ける弟(須佐之男命)に、
恐怖と絶望を感じた天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、
「もう何もしたく無いし、何も見たく在りません!」と、


「天の岩戸」に、引きこもる(洞窟に閉じこもって大きな
岩で出入口を塞ぐ)ことにしました。


すると、文字通り「天を照らす大御神」なので、
世界は「真っ暗」になってしまいました。。


これには、庶民ならぬ庶神達は、とても困ってしまいました。


「さっき、トイレしようとしたら真っ暗で何も見えないから、
トイレじゃ無くて、キッチンにしちまった。。」等?


そこで、困り果てた庶神達は、「思金神(オモイカネノカミ)」
という、ちょっと偉い神様(現代で言えば、地球部部長。または
「内藤剛〇」警視庁捜査本部長)も呼んで、天の安河の河原で、
対策会議を開くことにしました。


そして、思金神は、次々と天照大御神を引きずり出すための
作戦を立案します(現代にも、こんな部長が居たらイイのに。)


作戦実行の結果は、次回に譲ることとします。


PS
私は、この天の岩戸伝説は、「喜界カルデラ大噴火」のことだと
想像しております。
大規模な鬼界カルデラの大噴火は、約7,300年前に起こり、その
噴煙は、東北地方にまで達しています。
また、火砕流は、既に九州にも住んでいた我々の祖先達を全滅
させた程、凄まじかった様です(これを、須佐之男命の大暴れに
例えているのだと考えております)。
また、噴煙は何年にも渡って、関西地方を日中でも太陽の光が
届かない暗闇にし、不毛の地となったことでしょう?
これを、私は「天の岩戸隠れ」伝説だと考えております。
信じるか信じないかは貴方次第です?