古事記等から考える古代都市伝説と日本人のルーツ

古事記等の神話と最新の考古学やDNA解析等を比較検証し、「これは史実では?」と思える様な古代都市伝説を発掘し、日本人のルーツを探ることを目的としております。

倭が国初の芸人=天宇受売命

さて、天の岩戸に「立て籠る」天照大御神(アマテラスオオミカミ)を、
引きずり出す作戦は、次の様に実施されました。
(概要だけ述べますので、詳しくは古事記の現代語訳を参照ください。)


まず、天の香山の「五百津真賢木(いおつまさかき)」という巨木を、
根こそぎ掘り出し、その真ん中辺に巨大な鏡(当時は銅製)をぶら下げる。
これを、「布刀玉命(ふとたまのみこと)」が、天の岩戸の前で、
掲げ持つ。


次に、「天手力男神(あまのたじからおのかみ)」という、
ハンマー投げの室伏広治さんを≒9,600倍くらい強くした神様
(少し、中途半端な数字ですが、ちゃんと計算根拠があります)、
天の岩戸の陰に隠れる。


最後に、「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」という女神が、
焚火の前で、樽を伏した物(現代で言う「お立ち台」)の上に立ち、
踊り始めるというものです。


ところが。
天宇受売命が踊り始めても、初めは余り盛り上がりません。
すると、何と!
「これでは、いけない!」と思った天宇受売命は、
突如、服を脱ぎだし、とても現代では放送できない様な、
過激なストリッ〇・ショーを始めたのでした!
(日本最初の芸人(神)と言われる所以は此処に在ります。
現在でも、日本人の芸人は、この「芸人根性」を見習って居り、
天宇受売命を尊敬して居ます。)


これには、男神達が、数年前の「AKB劇場」の千倍くらい盛り上がり、、
大地は揺れ、大歓声が鳴り響きます。
(これを、「数千年経っても日本の男は変わらないなぁ。」と思うか、
「少しは成長しろよ!日本の男共は!」と考えるかは、貴方の自由です。)


すると。
「外の世界は我(われ)が居なくて真っ暗な筈なのに、何で、こんなに
盛り上がっとるんじゃ?」と訝しく思った天照大御神は、


「うっすら」岩戸を開けて、外を覗き見ることにしました。
続く。。


PS
後に、天宇受売命は、天孫降臨の際に、邇邇芸命(ニニギノミコト)を
案内した「猿田毘古神(さるたびこのかみ)」と結婚します。
天孫降臨の話の時に書こうと思いますが、私は此の猿田毘古神が、
「失われたユダヤ十氏族の末裔」と考えております。
(まだ早いですが)信じるか信じないかは貴方次第です。