古事記等から考える古代都市伝説と日本人のルーツ

古事記等の神話と最新の考古学やDNA解析等を比較検証し、「これは史実では?」と思える様な古代都市伝説を発掘し、日本人のルーツを探ることを目的としております。

姉との永遠の別れ

という訳で、父に勘当されて葦原の中つ国(現在の日本列島)に
追放されることになった、須佐之男命(スサノオノミコト)。


一応、姉に挨拶しておくか?と、天照大御神(アマテラスオオミカミ)
の暮らす高天原(たかあまはら)に、向かうことにしました。


その時、高天原で非常サイレンが鳴り響きます。


「何事ぞ?」と天照大御神が部下に問うと、
「現在、弟君の須佐之男命が、急接近中!」とのこと。


「総員戦闘配備に付け!」と天照大御神は命じます。


そして、須佐之男命が「猪木のテーマ」?と共に現れます。


天照大御神:「何を、しに来た?」
須佐之男命:「父ちゃんに勘当されちゃったから、姉ちゃんに挨拶に来た。」
天照大御神:「それは、真(まこと)か?」
須佐之男命:「うん。本当だよ。」
天照大御神:「にわかには信じられぬ。拠って、「ウケヒ(イ)」という占いで、
そなたが、誠を申して居るかを計ろう。」
須佐之男命:「いいよ!」


この、ウケイ(誓約)という占いは、相手が持っている鉄剣を「噛み噛み
した後に、グルグル「ぺっ」て吐き出した時に産まれた神が、女なら(正)、
男なら(誤)と結論を出す儀式です。
※ですので、人間の皆様は、決して真似をしないで下さい!!
(ちょっと、ややこしいですが、相手の持ち物を噛み噛みして、吐き出した
者の姓が女なら相手が「真」。「男」なら自分が「嘘」ってるということの
様です。)


すると、天照大御神は三柱の「女神」を産みました。
(つまり、須佐之男命が「真」と結果が出ました。)
「オイラの勝ちだー!」と調子に乗る須佐之男命。
こらから更なる乱暴狼藉を働くことに成ります(次回にも期待。)。


PS
この時、天照大御神が産んだ神様は、
・田心姫神 たごりひめのかみ
・湍津姫神 たぎつひめのかみ
・市杵島姫神 いちきしまひめのかみ

の三柱で、
宗像大社の、沖津宮、中津宮、辺津宮に祀られています。


この宗像三社(島)は、最新の研究に拠れば、我国が大陸から
「鉄片」を輸入していたルートでは無いか?と言われています。


信じるか信じないかは貴方次第です。。