古事記等から考える古代都市伝説と日本人のルーツ

古事記等の神話と最新の考古学やDNA解析等を比較検証し、「これは史実では?」と思える様な古代都市伝説を発掘し、日本人のルーツを探ることを目的としております。

日本全滅の危機?

さて、調子に乗った須佐之男命。


本人は、「ちょっと、はしゃいで」くらいの感覚なの
でしょうが。
何せ、A猪木を千倍くらい強力にした様な方なので、
ちょっと物を投げただけで、天照大御神や更に偉い神様の、
お召し物を織る「女人達」がバタバタと死んで逝きます。。
(具体的には、「けつ」の皮を剥いだ馬を、機織り小屋に
向けて須佐之男命は投げつけます。当然、馬は痛さの余り
絶叫して暴れます。それを見た女人達は、驚いて飛び上がり、
ちょうど着地した時に、はたを織るための器具を「〇そこ」に
差して次々とチんで逝っちゃいます。。
現在だと、完全にR指定の阿鼻叫喚の地獄絵図(映画)です。
※拠って、お子様には決して読ませないで下さい。この下り。)


そして、日本神話上、最も有名な「あの事件」が起こります。
乞う、ご期待?


PS
まぁ、「事件」ですので、次回は「内藤剛〇」さんが
登場するかもしれません?
信じるか信じないかは貴方次第です?

姉との永遠の別れ

という訳で、父に勘当されて葦原の中つ国(現在の日本列島)に
追放されることになった、須佐之男命(スサノオノミコト)。


一応、姉に挨拶しておくか?と、天照大御神(アマテラスオオミカミ)
の暮らす高天原(たかあまはら)に、向かうことにしました。


その時、高天原で非常サイレンが鳴り響きます。


「何事ぞ?」と天照大御神が部下に問うと、
「現在、弟君の須佐之男命が、急接近中!」とのこと。


「総員戦闘配備に付け!」と天照大御神は命じます。


そして、須佐之男命が「猪木のテーマ」?と共に現れます。


天照大御神:「何を、しに来た?」
須佐之男命:「父ちゃんに勘当されちゃったから、姉ちゃんに挨拶に来た。」
天照大御神:「それは、真(まこと)か?」
須佐之男命:「うん。本当だよ。」
天照大御神:「にわかには信じられぬ。拠って、「ウケヒ(イ)」という占いで、
そなたが、誠を申して居るかを計ろう。」
須佐之男命:「いいよ!」


この、ウケイ(誓約)という占いは、相手が持っている鉄剣を「噛み噛み
した後に、グルグル「ぺっ」て吐き出した時に産まれた神が、女なら(正)、
男なら(誤)と結論を出す儀式です。
※ですので、人間の皆様は、決して真似をしないで下さい!!
(ちょっと、ややこしいですが、相手の持ち物を噛み噛みして、吐き出した
者の姓が女なら相手が「真」。「男」なら自分が「嘘」ってるということの
様です。)


すると、天照大御神は三柱の「女神」を産みました。
(つまり、須佐之男命が「真」と結果が出ました。)
「オイラの勝ちだー!」と調子に乗る須佐之男命。
こらから更なる乱暴狼藉を働くことに成ります(次回にも期待。)。


PS
この時、天照大御神が産んだ神様は、
・田心姫神 たごりひめのかみ
・湍津姫神 たぎつひめのかみ
・市杵島姫神 いちきしまひめのかみ

の三柱で、
宗像大社の、沖津宮、中津宮、辺津宮に祀られています。


この宗像三社(島)は、最新の研究に拠れば、我国が大陸から
「鉄片」を輸入していたルートでは無いか?と言われています。


信じるか信じないかは貴方次第です。。

須佐之男命

または、素戔嗚尊(読みは同じ「スサノオノミコト」)。


次なる主役を産んだ、伊弉諾尊は、3姉弟に次の様に
命じます(現代で言ふパワハラ親父)。


長女の天照大御神(アマテラスオオミカミ)には、
高天原(たかあまはら=現代で言う天国)を統治せよ。」


次女の月読命(ツクヨミノミコト)には、
夜之食国(よるのおすくに)を統治せよ。」


そして、三男(長男)の須佐之男命には、
「お前は、海洋を統治せよ。」と。


ところが。


この須佐之男命は、困ったことに、産まれた時から
「グレ」ていて。。
いい大人になっても、まるで生活被保護者の様に、
全く仕事をしません。。


怒った偉大なる父「伊弉諾尊」は、
「お前は何で何にもしないんだ?!」と詰め寄ります。
(結局、パワハラ親父。。)


すると、須佐之男命は、
「おいらは、根之堅洲国(ねのかたすくに)で、
母ちゃんと一緒に暮らしたい!」と、駄々を捏ねた
ので在りました。


更に、怒った父=伊弉諾尊は、
「お前なんか勘当だ!」と言い放ち、
葦原之中津国(あしはらのなかつくに)
追放したので在りました。


しかし、ここから須佐之男命が大暴れすることに
成ります。
次回(?)に、ご期待ください。


PS
国防研究する際に、私は、
「ランドパワー」「シーパワー」か?という
点に着目します。
ランドパワーとは、今だと「露西亜人」と言えば、
分かるでしょう(他にも、仏蘭西人や中国人)?
シーパワーとは、七つの海を制覇した
英吉利(イギリス)人のことです。
(現在では、亜米利加人。海軍と海兵隊は滅茶苦茶に
強い一方、陸軍は割と弱いと言われています。)


ところが、日本人だけは、唯一この
「ランドパワー」と「シーパワー」が高いレベルで
バランスした民族なのです?
(徳川家康も居れば、村上海軍も在り。
日露戦争では、朝鮮半島の根元まで南下して来た
露西亜軍を、旧帝国陸軍は、現在の中露国境まで、
押し戻し。
旧帝国海軍は、日本海海戦で大勝利を納めました。)


これは、信じるか信じないかでは無く「史実」です。


ここでの主題である「日本人のルーツ探し」は、
今後に譲るとして、今回の、まとめをしたいと
思います。


前回の様に、本来、「ス(大地)サノオノミコト」
なのに(ランドパワーなのに)。
海を統治(シーパワー)することを命じた
伊弉諾尊が全部、悪い!
そりゃ子供は、グレるか引き籠るかしますは。。
(今後も、古事記では「ランドパワー」と
「シーパワー」の鬩(せめ)ぎ合いが語られます。斯ふ、ご期待。)